やはり  ヤハリ  yahari

  

【やはり】
還るさま。戻るさま。改まるさま。

『としつきお ふれともやはり やめるかと こころいためて』ホ4

 ●<副詞的に> 元に戻って。元通りに。相変らず。結局のところ。あらためて。さらに。

『さらりむしさり ゑおはらひ やはりわかやき よみかえる』ホ1
やはりなけきて ひたかみの みやにかえれは』ホ4
やはりわかやき みのるゆえ むすめたかこお たてまつる』ホ9
『かれにきもけし みやひかえ やはりあしつと のたまえは』ホ24
『たにぬかつけは よみかえり やはりわかやき みつほあつ』ホ32
『きみとうちとみ もはにいり とのとみやはり まつりこと』ホ34
『みつからに かせふのまつり なしませは やはりわかやき みつほなる』ホ37
『たちまちに はふむしいにて いなくさは やはりみのりて わかかえる』ミ逸
『あおゑては おもはぬふゆの うらやみも つとめあえては やはりうるなり』フあえて

  
や(弥)」+「はり」で、「はり」は「はらふ(払う)」の母動詞「はる」の名詞化。
ここでは「C: 回る・還る・戻る・あらたまる」などの意。

類語:「なお(尚)」  

10/02/27

  

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