つゆ  ツユ  tuyu

  

【液・汁】
下るもの。垂れるもの。うひ(水埴)。液体。

したつゆお すえはたかひに うちとけて』ホ4
『あめのほと たらちねのほと めおまねき みつのちなみの つゆあふれ』ホ14
『みつましわりて こころいき なりてみつかふ つゆあふれ』ホ16

 
つゆ(潰ゆ)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。これは陽陰の精製の過程で重く沈んで凝り成った「うひ(水埴)」を表す。

変態:「しる(汁)」「しゐ(魄)」「つふ(粒)
類語:「たれ(垂れ)」

 
 

【露】
結び。集まり。かたまり。(流体が)結んだ形態。水滴。

『つきのみつ くたせるつゆは かはのみつ うつほうくれは くもとなり』ホ15
『さつきにもろは なるつゆお なめんとゑもき あやめふく』ミ7
『ふたはにのほる さつゆつき かつみのつゆや』ミ9
『ねのつきつゆも しもはしら こからしふけは きはみおち』ミ9

 
つゆ(詰ゆ・集ゆ・統ゆ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・結ぶ・集まる・凝縮する」などの意。

変態:「つゑ(露)」「つふ(粒)
類語:「しつく(滴)」「したたり(滴り)

  

10/05/28

  

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