つつ  ツツ  tutu

  

【伝つ・(付つ・継つ・連づ・綴づ・包つ・治つ・直つ)】【つつ (接続助詞・副助詞)】
A: 合う/合わす。収(治)まる/収(治)める。在る/現す。気を付ける。
 ● <副詞的に> 〜に合せて。〜に重ねて。〜しながら。 連ねて。続けて。

『たかてるひめお めとりつつ あしはらくにお のらんとて』ホ10
『さかふはきりつ まつらふは ほめてもろかみ ひきいつつホ10
『ゐもせのみちお まもりつつ もろくにめくり よおをふる』ホ13
『ものぬしは うみへおにしに めくりつつ さしゑにあらた おこさしむ』ホ24
『みやうかかひて わかちそと いいつつたつお そてひかえ まちちといえは』ホ25
『みもすその たみおなてつつ さをしかの きよきにかみは ありとこたえき』ホ28
『なかはふり なかはわきつつ このやまと ともしつまりの このやまよこれ』ホ32
『いまはつつ うむこあり つらなるゑたの おしまこと はははたかひそ』ホ32
『きさきこたえて かくしゑす ふしまろひつつ あからさま』ホ35
『うすゐのさかに やまとたけ わかれしひめお おもひつつホ39
『けりのおよくお なかめつつ つくるふなこの おきつひこ』ミ10
『いさきよく たかゐにえませ たまいつつ わかひにむかゐ おわします』ミ逸

 
変態:「つぬ(繋ぬ)」「つむ(集む)」「つる(連る)」「とつ(綴づ・閉づ)
類語:「なから(半ら・乍ら)
派生語:「つたふ(伝う)」「つと(苞)」「つて(伝)」「つつ(槌)」「なつち(懐治)」「つつく(続く・突く)」「つつる(綴る)」「つつむ(包む)」「つとふ(集う)」「つとむ(務む)」「つつか(恙)」「つつや(包屋)」「つちかふ(培う)」「つち(辻)」「つつ(連・続)」「つつし(連し)

 
 

【(断つ・絶つ・棄つ)】
B: 離れる/離す。放つ。分れる/分ける。払う。発す。そる/そらす。曲る/曲げる。

変態:「たつ(断つ)」「すつ(棄つ)
派生語:「かつて(割断)」「つち(辻)」「つつ(少しずつ)」「つた(寸)

 
 

【伝つ・(続つ・連つ)】
C: 回る/回す。行き来する/させる。還る/還す。回帰する/させる。

変態:「さす(擦す)」「なつ(擦つ)
派生語:「つたふ(伝う)」「つと(夙)

 
 

【(垂つ・沈つ・約つ・障つ)】
E: 負の方向に離れる/離す。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」

『かえことあれは ををんかみ つつにいたり みたまへは』ホ8

 
変態:「しつ(垂つ)
派生語:「つち(土)」「つたなし(拙し)」「つつか(恙)」「つつや(障屋)」「つつむ(約む)」「つた(寸)


 

【(逹つ・遂つ・尽つ・徹つ・尊つ)】
D: 正の方向に離れる/離す。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」

変態:「たつ(達つ)」「てす(徹す)」
派生語:「たつた(立達)」「つとむ(努む)

 
  

【連・続】【十九】
1.連なり。続き。連続。 水平方向に続くさま。横幅。

『ちよろととのひ ねりなれて ややゑるちみち つつのわさホ191
『めはなより おほねえやたの つつたちは ゐたゐきのりお』
ホ192
『またいわく つつうたむかし さゆりひめ としそこのとき』ホ39

2.つつうた(連歌・十九歌)

『あまきみみこに みことのり つつのみうたに』ホ27
『これをして とよへるはたの つつねにそなせ』ホ27
『そのつつす かそえてなかお つほかなめ このうたつつき かそえもの』ホ39
『こたえいふ かみよにもあり みをやかみ つつのをしてや』
ホ39

3.(連歌の一句が19音であることから) 十九。

『ちよろととのひ ねりなれて ややゑるちみち つつのわさホ191
『あまきみみこに みことのり つつのみうたに』ホ27
『またいわく つつうたむかし さゆりひめ としそこのとき』ホ39
『ゆりひめもつつ うたもつつ まめとみさほと あらわせは』ホ39

 
「つつ(包つ・連つ・継つ)」の名詞化。

変態:「つす(連・続・十九)

 
 

【(常)】
続くさま。連なるさま。いつも。常。通常。

『ちよろととのひ ねりなれて ややゑるちみち つつのわさホ191

 
「つつ(継つ・綴つ)」の名詞化。
ここでは「A: 合う・継ぐ・続く・連なる」などの意。

  
  

【(直・治)・槌】
合わせ。打ち。収め。治め。直し。

『われはあかこの みちうけて ひとなるかえの いしつつお すすめうやまふ』ホ16
『よよのかなめの いしつつに かふつつつるき たもふなり』ミ逸

 
「つつ(治つ・直つ)」の名詞化。
ここでは「A: 合わす・収(治)める・直す」などの意。

変態:「つち(槌)

  
  

【(治)・包・綴・筒】
合わせ。収(治)め。綴じ。綴じ込め。

『かえことあれは ををんかみ つつにいたり みたまへは』ホ8
『かねてさつさに うたみつけ なくれはたしむ はたれまお さつさつつうたホ8

変態:「つち(治)

 
 

【(土)】
つち」と同じ。

『かりわなにおつ これおとく しほつつのをち ゆえおとふ』ホ25

 
つつ(垂つ・沈つ)」の名詞化。 
ここでは「E: 負の方向(小・少・低・端・後・粗・暗・静)に離れる」で「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。また陽陰の精製過程で重く沈んで凝った「埴・地」を表す。

 
 

【つつ(ずつ)】
分割したものの1区分。
 ●<副詞的に>〜に分けて。〜に分割して。

『めはつきの おそくめくれは ひひのまし みもよそなつつホ16
『みねのたつ みつはきかけて ひとりつつ みちひきみこお はひいたす』ホ24
『とよたまひめお みきさきに すけうちしもめ ふたりつつホ25
『もゑはむち ちゑにむよろお あまもりの ひとめくりつつ こよみなる』ホ28

 
「つつ(断つ・棄つ)」の名詞化。
ここでは「B: 離す・分ける・区切る」などの意。

変態:「つた(寸)」「すた(寸)」
類語:「きさ(刻)」「きた(段)

  

10/02/10

  

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