つちくも  ツチクモ  tutikumo

  

【土蜘蛛・地蜘蛛・土雲】
1.(日を翳らす雲に対して) 地を翳らす雲/隈。 
2.非正規に (中央政府に任命されることなく) 地に網を張る (縄張りする) 者。

『ゐのほふりらも つちくもの あみはるものお みなころす』ホ29
『こしうしろ やひこやまへに つちくもか ふたわるゆゑに』ホ31
『ねつかいわやに ふつちくも なはあおくもと しらくもと』ホ38
『なおりねきのに みつちくも うちさるとやた くにまろと』ホ38
『このゐつちくも ともからの ちからつよきお あつめおく』ホ38
『たかくあかたの ふなわたし たまきなむらの つちくもの つつらおころし』ホ38

 
つち(土・地)」+「くも(雲・蜘蛛)
「くも」は「くま(隈)」の変態で、「
汚穢隈・日光を蔽うもの」などの意。
「地上の雲/隈」の意を同音の昆虫の名で表す。
また「つち」には「中央政府(天) に従属しない」の意も。

  

09/12/17

  

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