とろ  トロ  toro

  

【泥】
負の方向に離れるさま。 陰。水と埴。土。地。

『をまつのほりて あめとなり めはのちくたり くにとろの』ホ16
『いまややわるる こりたまの をとろそそきて のちのをおおく』ホ17

 
とる(垂る)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。これは陽陰の精製過程で重く沈んで凝った「陰」の属性を表す。

変態:「のろ(鈍)」「なま(鈍)」「ぬま(沼)」「のみ(泥・土)
類語:「うひ(泥・水埴)」「と(土)」
関連語:「とろり」「とろい」

  

11/03/10

  

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