しる  シル  siru

  

【知る・領る・治る・(添る・占る・統る・慕る・親る)】
A: 合う/合わす。収(治)まる/収(治)める。執る。得る。守る。調える。
  露わになる/する。在る/現す。実現する/させる。直る/直す。

『ひさかたの あめかしたしる わかきみの よよにつたはる かんむりは』ホ序
『むそよろとしの よおしりて いかつちわくる いつのかみ』ホ序
『すへてななやの しるしふみ ことなりかちは これにしれホ序
『またあるひ をとりよそおふ めかしりて あひましわれは』ホ3
『よそのうたえも あつかれと みつしるつけの ふたたひも』ホ17

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変態:「そふ(添う)」「しむ(締む・占む)」「すふ(統ぶ)」「する(為る)」「せむ(狭む)」「とる(取る・執る)
派生語:「ましる(交じる)」「しらす(領らす/知らす)」「しらひけ(白髭)」「しろす(知ろす)」「しろ(代・城)」「ことしろ(事代)」「をはしり(御馬領り)」「しら(領・親)」「おもしろ(面白)」「ゐやしろ(居社)」「やしろ(社)」「きしる(
軋る)」「たかしる(高知る)」「みしる(見知る)」「しらいぬ(領結/白狗)

 
  

【(離る・退る・散る)・痴る】
B: 離れる/離す。放つ。限る。払う。発す。そる/そらす。曲る/曲げる。

変態:「さる(去る)する(擦る・擦る)」「そる(剃る・反る)」「ちる(散る)
派生語:「しろ(代・城)」「しるや(後屋)

 
 

【(更る・擦る)】
C: 回る/回す。行き来する/させる。還る/還す。戻る/戻す。回帰する。改まる。

変態:「さる(更る・新る)」「する(擦る)」「たむ(回む・廻む)」「たふ(回ふ・廻ふ)
派生語:「しらしろ(白)」「なしる(詰る)」「しらく(精ぐ)」「くしろ(釧)

 
 

【(繁る・精る・聳る・鋭る・優る)】
D: 正の方向に離れる/離す。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」

変態:すむ(澄む)」「そふ(聳ふ)」「たる(足る)」「つる(吊る)」「てる(照る)」「とむ(富む)
派生語:「のしる(罵る)」「ののしる(罵る)」「おもしろ(面白)」「さかしる(賢しる)」「はしる(走る)」「しらく(精ぐ)」「しらひけ(白髭)」「すはしる(早走る)」「をはしり(大鋭)」「やしり(鏃)」「ひしり(聖)」「しらかし(精かし)」「みしる(見知る)

 
 

【痴る・(垂る・退る)】
E: 負の方向に離れる/離す。「落ちる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」

『はたれよろこひ かみいかん わかすきしるや またいわく なんちもしるや』ホ8

 
変態:「しむ(凍む)」「たる(垂る)
派生語:「あつしる(篤しる)」「しりそく(退く)」「しり(尻)」「むしろ(莚)」「そしる(謗る)

 
 

【汁】
下るもの。垂れるもの。うひ(水埴)。液体。
 ● (「しる(知る/繁る)」の意味を掛けて) 人と神を結ぶ物実。神を尊ぶ物実。

『たらちめの つかれにちしる ほそけれは ほいゐのかみの みちつひめ』ホ4
『みなつきかわき ほそのをえ ちしるとほれは みおひたす』ホ14
『はつひには かゐとしるとそ うひちには つきことまつる』ホ15
『てこにいれきて すすなしる ももたくはえて みあえなす』ホ15

 
「しる(垂る)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。これは陽陰の精製の過程で重く沈んで凝り成った「うひ(水埴)」を表す。

変態:「つゆ(汁)」「しゐ(魄)」「すひもの(垂ひ物)」
類語:「たれ(垂れ)」

  

10/05/28

  

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