しる  シル  siru

  

【知る・領る・治る・(添る・占る・統る・慕る・親る)】
A: 合う/合わす。収(治)まる/収(治)める。執る。得る。守る。調える。
  露わになる/する。在る/現す。実現する/させる。直る/直す。

『ひさかたの あめかしたしる わかきみの よよにつたはる かんむりは』ホ序
『むそよろとしの よおしりて いかつちわくる いつのかみ』ホ序
『すへてななやの しるしふみ ことなりかちは これにしれホ序
『やまひあらねは なからえり すみゑのをきな これおしるホ1
『またあるひ をとりよそおふ めかしりて あひましわれは』ホ3
『やますみか ささみきすすむ かれをかみ とこみきしるや』ホ4
『とこいりの めはことあけす をのよそい めかしりとつく』ホ4
『しこめにおはす よしあしお しれはあしひく よもつさか』ホ5
『われよくしれり ともおこゑ ちからおかして ははかあけ』ホ7
『あねはもとより さすらをか あるるおしれは おとろきて』ホ7
『よろにすくるる ちからにも しらぬはたれの いふかさお うつや』ホ8
『ひたりの かなさきも こたゑおしらて うかかゑは』ホ8
『ややしるまこと はたれとは あめにもおらす かみならす』ホ8
『よくものしるは かんとほり ことなふたもつ くしひるそ』ホ8
『はたれよろこひ かみいかん わかすきしるや またいわく なんちもしるや』ホ8
『ひとなるまては たすけおき ひとさかしれは かみのたね』ホ8
『あねかめに なおきたなしや そのこころ はちおもしらぬ』ホ9
『ややしるいまの そさのをか くやみのなんた』ホ9
『このうたに つつきもしれり たかひこも いかりゆるめて たちおさめ』ホ10
『このみやしれは よよのため やめるおいやす みちおわけ』ホ10
『なこそしる ふつのみたまの ささむかひ かゐのはまくり あふみをち』ホ11
『をゐのみるめも としなみの なこそしるへゆ ちなみあふはま』ホ11
『しほかまのかみ またしらて かすかのかみに ゆえおとふ』ホ12
『いまきくすすか わかゐみな きみたまわれと わけしらす またときたまえ』ホ13
『たのしくおらは かすかまた ういおしれるや あめにうけ あめにかえるそ』ホ13
『かすかとく むかしとよけの みことのり われみよおしるホ13
『ほしにむさほる こころなく ゆききのみちも おほゑしるホ13
『かすかまたとく ほしさるは すてすあつめす わさおしれホ13
『たとえめあれと よつきなく ゑんとおもはは あくりしれホ14
『あまてるくには わかみたま ありとしるへし』ホ14
『いまたさかりの かきつはた のちももよろお ふるもしるホ15
『きみかめくみも ついわすれ うらむねたむの にはさくら さかすはしれよ』ホ16
『きみのこころと わかはなと あふやあわぬや あえしらす』ホ16
『もろひめら まさにしるへし いろのはな ひとたひめてて はやちれは』ホ16
『なすゆえしらす あめのはお きるもおそれて くちんとす』ホ16
『ひめはこやねの たけしるや しれりひとたけ ふたゐきそ』ホ16
『こもりまた これはかつてか よくしれり われかえるのち くたすへし』ホ16
『いきすもしれは いきすみや こやねとひめと ここにおき』ホ16
『ものしるとても うくめかて とのみちひきに ゐらさらんおや』ホ17
あめしるききの はなもみも わかみのみちと しらさらめ おかしかくすも あめかしるホ17
『ひとのなかこも ひとふたり ややしるみちは ますかかみ』ホ17
『ぬすみもひとか しらされは たからうるとそ おもえとも』ホ17
『めくみおしらは こたからの むねうつはりと なることく』ホ17
『たちからを すすみもふさく ぬすひとの みつめにしるる つちいかん』ホ17
『そらとはす はにふみおれは こたえしる かせはにかみの まもるゆえ』ホ17
『よそのうたえも あつかれと みつしるつけの ふたたひも』ホ17
『さそあしなんと はにしらん いやすりたける』ホ17
『ねのむくら わたるみやひか ものおしる なさけなかこに かよえると』ホ17
『まとえるも みやひなかこに つけおけは ひとうつときは いたみしるホ17
『うつわもの ぬすまはおしむ そこなはは しむのいたみも しるなかこ』ホ17
『はにこころ よろますしれと みやひから』ホ17
『そらはたかまの はらのうち めはなにしるも ひつきほし』ホ17
『およそのひとは しらねとも みなあらはるる もとのもり』ホ17
『あめはいにしる はにこたふ ひとはつけしる このみつに』ホ17
『あめのこころに みるはかみ はにとしはかみ このあちお ひとのみにしるホ17
『なおみさのりの あちはひお ふかくまなひて ここにしるへし』ホ17
『またたちからを たにおてて たまゆらきけは みつしれり』ホ17
『おとろくなかこ みめにしる ことはいきすの みつしれは』ホ17
『むまはうまれて ものしらす あたはしるとき のりおつそ』ホ191
『いつとゆる かけこゑめをの あいたあり このほとらいの まおしれは』ホ191
『まつしるむまの うまれつき あらましとかん』ホ192
『そたちによりて しなかわる よくのりなれて これおしるホ192
『たみこころ あめにとときて きみかかと やまさのかみか しるゆえに』ホ21
『とりのとき みたれいためは ひともしる ふとまにみれは けたおしるホ21
『とりよりさきに しるかみの しまはとりゐそ』ホ21
『これかみの みこにをしゑて いたわりお しらねはかみは とりゐぬそ』ホ21
『なんちしれ こわおにわとす かれにわや しらてけかるや』ホ21
『おおみつなして ふせかれす これしらすんは をさまらぬなり』ホ23
『のちのよに いやをさまれは うゑしらて おこるたのしの みつるとき』ホ23
『しかれと まてのいきかれお しらすをしえん しかときけ』ホ23
『ふかくおもえと またとけす いまやふやくに これおしるホ23
『またとふなんち しるやきみ いきますとこお こたえいふ』ホ24
『おおちおとろき われたとひ あらたなすとも これしらす』ホ24
『たいおいけすに まつへしと つくれははては さきにしるホ25
しれはさち しらねはおとえ こまはひに わひことあれと』ホ25
『たつのこは ちほうみにすみ たつたしる ちほやまにすみ たつふると』ホ26
『みたねおもえは たけこころ なしておよきて なからうる これはいきしるホ26
『みやにたち ふりてあさけり まぬかるる これあいきしるホ26
『いせおゑは ひといきさとる みつしれは たつきみことく かみとなる』ホ26
『みつしるゆえに うろこきみ かんつみおにお みつしれは ひとはかみなり』ホ26
『いみといひ けかれおたつる ひのもとの かみのこころお しるひとそかみ』ホ26
『すけもとめ うちめいそより しいおりの なかにいそより しるひとそ』ホ27
『かすかこもりと あちしらは あまつひつきの さかゑんは』ホ27
『さてしりぬ まつるさきたま とこにすむ いやかみすます』ホ27
『またこやね なんちよくしる たけこかこ くしひこうまれ すくなれは』ホ28
『ははもうさにて かみとなる いつくしまみや いとうかみ よきおしるなそ』ホ28
『おろちなる はちにみつから さすらひて いとうおしれは』ホ28
『さをしかやれは みここたえ くらとかわさは われしらす』ホ28
『ねんころおしる にきはやひ わかなかすねか うまれつき』ホ29
『わかみやは このふたうたお かんかえて さゆにそこなふ ことおしるホ31
『いゆきたかひて うかかわく しらしとみまき いりひこあわや』ホ33
『しるしかと きみこれはかる ももそひめ うまれさとくて これおしるホ34
『なんちらめくみ ひとしくて つきしることの ゆめすへし』ホ34
『ことはききゑす はらのとみ そろりよしたけ よくしれは これにとはしむ』ホ34
『あにかこころね いさめおも きかぬおしれは さほひめの なかこわななき』ホ35
『あにかつみ のかれんために われいれと ともにつみある ことおしるホ35
『わかみをや みまきはさとく ほつましる あやまりたたし へりくたり』ホ36
『ひのくれて つくきししれす ひのひかる とこえさせとの みことのり』ホ38
『ふそゐほふみは たけうちに ほつましるへの みことのり』ホ38
『かくのやかたに みちおきく もとひこいわく くにしるの みちはいにしえ』ホ38
みおしるわさの いくさわに としなからえて よろひとの』ホ38
『よろひとの みちのしるへと あるふみお よよにつたふる たけうちは』ホ38
『ゆくにさわらす せめはかつ すなはちしれり みはわかこ まことはかみの』ホ39
『たえさらしむる なんちこそ あめかしたしる くらひなり』ホ39
『ひたかみと しまつのきみに あひしりて ややゑてかくお ひかぬまに』ホ39
『しもとゆひして みちおしる のそみめくりて かりたまえ』ホ39
しりてきりひの むかひひに ひみつのはらひ みたひのる』ホ39
『たひおそく しかれはこたえ ゆきおもく つかれねふりて くれしらす』ホ39
『をおろちなして よこたわる かみとはしらす やまとたけ おろちにいわく』ホ40
『をこぬのかみの このよつお あわとにしれる ひとのみの』ミ1
『よかひちの かたおもちいて みおをさむ めくみしらねは かたちなし』ミ1
『はさらのたみよ まさにしれ まつひきのりは はおならし』ミ8
『このゆえに とはのとうたの はしめそと つねなすことに あめおしるなり』ミ9
『まもらぬは なきとしるへし このゆえに ふたかみおほす ねこえみち』ミ10
『こころさためて ふぬむえけ もとをのこえお わけしれは』ミ10
『かねてしる そふたゐゆひは あまてらす かみのみたけと』ミ逸
『さほしかに むかふおりふし はかりしる かよふなさけの おもひあり』ミ逸
『あのつるに くらゐもわさも ゆつるとは しるしらぬも さためつるかな』フあつる
『ふのやまに おもひつくみの とりゑなみ みにいたつきの いるもしらすて』フふやま
『へのむくは みくさたからに さかしりて たみもみなみに むくそとうとき』フへぬう
『しのこけの はとのまはけて のとやとつ ゆひねつのふむ あみりたおしれフしこけ

 
変態:「そふ(添う)」「しむ(締む・占む)」「すふ(統ぶ)」「する(為る)」「せむ(狭む)」「とる(取る・執る)
派生語:「ましる(交じる)」「しらす(領らす/知らす)」「しらひけ(白髭)」「しろす(知ろす)」「しろ(代・城)」「ことしろ(事代)」「をはしり(御馬領り)」「しら(領・親)」「おもしろ(面白)」「ゐやしろ(居社)」「やしろ(社)」「きしる(
軋る)」「たかしる(高知る)」「みしる(見知る)」「しらいぬ(領結/白狗)

 
  

【(離る・退る・散る)・痴る】
B: 離れる/離す。放つ。限る。払う。発す。そる/そらす。曲る/曲げる。

変態:「さる(去る)」「する(擦る・擦る)」「そる(剃る・反る)」「ちる(散る)
派生語:「しろ(代・城)」「しるや(後屋)

 
 

【(更る・擦る)】
C: 回る/回す。行き来する/させる。還る/還す。戻る/戻す。回帰する。改まる。

変態:「さる(更る・新る)」「する(擦る)」「たむ(回む・廻む)」「たふ(回ふ・廻ふ)
派生語:「しらしろ(白)」「なしる(詰る)」「しらく(精ぐ)」「くしろ(釧)

 
 

【(繁る・精る・聳る・鋭る・優る)】
D: 正の方向に離れる/離す。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」

変態:「すむ(澄む)」「そふ(聳ふ)」「たる(足る)」「つる(吊る)」「てる(照る)」「とむ(富む)
派生語:「のしる(罵る)」「ののしる(罵る)」「おもしろ(面白)」「さかしる(賢しる)」「はしる(走る)」「しらく(精ぐ)」「しらひけ(白髭)」「すはしる(早走る)」「をはしり(大鋭)」「やしり(鏃)」「ひしり(聖)」「しらかし(精かし)」「みしる(見知る)

 
 

【痴る・(垂る・退る)】
E: 負の方向に離れる/離す。「落ちる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・果てる」

『はたれよろこひ かみいかん わかすきしるや またいわく なんちもしるや』ホ8

 
変態:「しむ(凍む)」「たる(垂る)
派生語:「あつしる(篤しる)」「しりそく(退く)」「しり(尻)」「むしろ(莚)」「そしる(謗る)

 
 

【汁】
液体。
● (「しる(知る/繁る)」の意味を掛けて) 人と神を結ぶ物実。神を尊ぶ物実。

『たらちめの つかれにちしる ほそけれは ほいゐのかみの みちつひめ』ホ4
『はつひには かゐとしるとそ うひちには つきことまつる』ホ15
『てこにいれきて すすなしる ももたくはえて みあえなす』ホ15

 
「しる(垂る)」の名詞化。
ここでは「E: 負の方向(小・少・細・低・後・粗・暗・静)に離れる」で、「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・静まる・隅にある・果てる」などの意。これは陽陰の精製の過程で重く沈んで凝り成った「うひ(水埴)」を表す。

変態:「つゆ(露)」「たれ」

  

10/05/28

  

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