まつ  マツ  matu

  

【(合つ・和つ)・交づ・混づ・待つ】
A: 合う/合わす。(心を)合わす。期待する。(何かに)備える。留まる。保つ。匹敵・対応する。直す。

『きしいこそ つまおみきわに ことのねの とこにわきみお まつそこいしき』ホ1
まちたまえ のちかえさんと もちかえり たかまにいたり もろにとふ』ホ1
『かならすまてよ ときありと むへねんころに さとされて』ホ7
『かねてほつまと ひたかみの さかいにてまつ ふつぬしか』ホ11
『ゑゑこはたのめ をしゑとの てもともまつの しもとつゑホ17

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変態:「むす(産す・結す)」「むつ(睦つ)」「めす(召す)」「めつ(愛づ)」「もつ(持つ・用つ)」「もす(模す)
派生語:「まこと(真)」「まと(和)」「あまつ(和つ)」「まて(真手)」「また(股)」「てまつ(出待つ)」「ちまた(岐)」「まち(襠・町)」「またいらふ(交た弄う)」「まとふ(纏う)

 
 

【(離つ・放つ・撒つ・曲つ)】
B: 離れる/離す。放つ。払う。発す。そる/そらす。曲る/曲げる。

変態:「ます(申す)」「もつ(悖つ)」「もつ(捩つ)
派生語:「あやまつ(誤つ)」「また(岐)」「ちまた(岐)」「まとふ(惑う)」「はまつ(放つ)」「またかる(曲転る)」「まちまち(区区)

 
 

【(回つ・廻つ・丸つ】
C: 回る/回す。行き来する/させる。丸まる/丸める。

変態:「もつ(戻つ)
派生語:「また(亦・復)」「まと(窓)

 
 

【詣つ・(増つ・全つ・茂つ・燃つ・先つ)】
D: 正の方向に離れる/離す。「高まる・勢い付く・先行する・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」

『むかしみちのく つくさねは ここにまつとて さつけまし』ホ6
『つくはうし ほしおさるには みなすてて たのしみまつや』ホ13
『これここなしの ときまちて かるるにほひも』ホ15
『あかはなま あたかくのほり あなるひの わかはねるまつミ10
『へのやまは きさきみさほの さわまちて まつもおえれは あいもののやま』フへやま

 
変態:「ます(増す)」「みつ(満つ)」「むす(蒸す)」「めつ(愛づ)」「もす(茂す・燃す)」「まふつ(詣づ)
派生語:「まと(円・全)」「あまつ(上つ)」「また(未だ)」「たちまち(忽ち)」「かまと(竃)」「みかまと(竈)」「まて(詣で・迄)」「またく(跨ぐ)

 
 

【(拙つ・貧つ・没つ)】
E: 負の方向に離れる/離す。「下がる・勢いを失う・劣る・縮小する・沈む・隅にある・果てる」

変態:「みす(惨す)」「もつ(没つ)
派生語:「まつし(貧し)

 
 

【(先づ)・先ず】
1.先んじるさま。優先するさま。
2.優勢なさま。大方。おおよそ。だいたい。

『めかみまつ のみてすすむる のちをかみ のみてましわる とこのみき』ホ2
『ことさかのをか みちきけは とこみきはまつ めかのみて のちをにすすむ』ホ4
『てにとるときに ゆひやふれ まつはせかえり あめにつく』ホ8
『をまつのほりて あめとなり めはのちくたり くにとろの』ホ16
『ひのみたま まつこもりくの みはしらに むかひたにゐて めをまねき』ホ16

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「まつ(先つ)」の名詞化。
ここでは「D:正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・先んじる・至る」などの意。

  
 

【(曲)・松】
曲るさま。曲る木。
 ●<「まつ(和つ)」の意にかけて> 「直す」の物実としての材に用いる。

『そひらにしける まつかやの なかにやまたの おろちゐて』ホ9
『こおもたは しかときくへら あらたけの まつはねしけて わたかまる』ホ17
『こおひたすのり くせまつお ひきうゑあらこ つちかえは なおきとなるそ』ホ17
まつふしこふと わたかまり ちよおふるとも ましならす』ホ17
『ゑゑこはたのめ をしゑとの てもともまつの しもとつゑホ17

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「まつ(曲つ)」の名詞化。

反対語:「すき(杉)

 
 

【(燃)】
正の方向に離れるさま。
「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・至る・化ける」さま

『やすかわの やみにおとろく おもいかね たひまつにはせ』ホ7

 
「まつ(燃つ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。

関連語:「もす(燃す)
独り言:「マッチ」

  
 

【全・真】
正の方向に離れるさま。
至り。極み。

まつくらのあは かのうれひ ひるのひのあは ににみつる』ホ21

 
「まつ(全つ・満つ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。

 
 

【末】
正の方向に離れるさま。 満了。完成。至り。終わり。

『はなたちはなか さつきまつ よはにうむこに みことのり』ホ37

 
「まつ(全つ・満つ)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「上がる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。

  

12/02/21

  

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