かま  カマ  kama

  

【(守)】
束ねる者。治める者。司。

かむ(交む)」の名詞化。
ここでは「A: 合う/合わす・まとめる・治める」などの意。

変態:「かみ(守)

 
 

【(上・頭・醸)】【蒲】
正の方向に離れるさま。「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・勝る・至る」さま

『きみたのしめは わらんへか いろよきとりお ほめいわく いよかまはたよ』ホ37

 ●繁茂するもの。

『むつかりか かまたすきして とるうむき なますになして すすむれは』ホ40

 
かむ(上む)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れる」で、「高まる・勢い付く・栄る・熟れる・優れる・中心にある・至る」などの意。

変態:「かみ(上)

 
 

【(醸)・竈・釜・窯】
正の方向に離すもの。「高める・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・勝らす・至らす」もの
 ●醸成・精製する者。=かみ(醸み)

しほかまのかみ またしらて かすかのかみに ゆえおとふ』ホ12

 ●煮炊きの設備・道具・場所。 ●<転じて> 生活 (衣食住) に密着した物事。

『よねとみつ かまにかしくは ひかしらや』ホ1
『をせはけかるる にすてかま めはかくさるる つくまなへ』ホ13
『はるはかま こたそこにあれ なつはかと みたそこにあれ』ホ22
『ふのゐさめ あらかねわけて ねりきたえ かまもつるきも かそえやわらく』フふゐさ

 
かむ(上む・醸む)」の名詞化。
ここでは「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離す」で、「高める・勢い付ける・栄す・熟れさす・優れさす・至らす」などの意。

類語:「かまと(竈)」「みかま(竈)」「みかまと(竈)
派生語:「にすてかま(煮棄て竃)」

 
 

【(還・回・替)】
回し。戻し。帰還。送還。

『ちぬのやまきて ゐつせかる きのかまやまに おくらしむ』ホ29

 
かむ(替む・還む・回む)」の名詞化。

ここでは「C: 回す・還す・送る」などの意。

変態:「かえ(返え・還え・替え)」「かひ(回・替)
独り言:「かん(還・環)」  

10/07/25

  

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