あつた  アツタ  atuta

  

【(熱治)・熱田】
熱さを治すこと。不調和を直すこと。汚穢隈を払うこと。

あつたかみよおいなむあや』ホ40
『さにむかひ ひとみいなむの うたはこれそと あつたのりホ40
『きさきいらつめ かみとなる みおくりのりは あつたのりホ40

 
あつ(熱・篤)」+「た(治・直)

「あつ」は「D: 正の方向(大・多・太・高・前・熟・明・沸)に離れるさま」の意。
ここでは「行き過ぎて調和してない状態」を表す。よって結局は「曲り・逸脱・汚穢・隈・枯」の意。
「た」は「たす(治す・直す)」の名詞形。
ここでは「中和する・収める・直す」などの意。
つまり「あつた」は「ひかわ(放汚/氷川)」の反対語であると同時に同義語。「ひ(冷)」と「あつ(熱)」を対照させている。

『かみしつか まみえてほそち あつさたす たらちのめくみ うまさるや』ホ40

 
類語:「ひかわ(放汚)」「おほま(追曲)
ちりおひる(塵を放る)

  

10/02/19

  

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