あかた  アカタ  akata

  

【県】
1.(地を)分割したものの一つ。区画。

しきあかた あなしうをかみ をしてそえ すゑてうつしひ かんをちそ』ホ8
やまたあかたお もちたかに たまえはあわの いふきかみ』ホ9
あがたもり さともるひこも それたけの むろもあらかも おなかなり』ホ13
『やそあれへおく あかたぬし これひとよみの もののへそ』ホ23
『くみおよひ そうちはしかる そのそとは あかたにつける』ホ23
『けたのかは つえうちあかた おひやらひ ふたけたならは くにおさる』ホ23
『このときに みそふあかたの かみうたい よろとたのしむ』ホ25
『うさのあかたに はやらせて さつきのもちの はるいわひ』ホ25
『はらみやに ももゑあかたの もののへと ゆたかにをさむ』ホ27
『さきにみこ みたりうむとき しなのより よしなあかたの ぬしきたり』ホ28
『ともにもにいり よそやのち あはのあかたに おさむのち』ホ28
『おとうけし たけたあかたし くろはやは しきのあかたしホ30
『とよのなおりの あかたなる みそふのぬしも のりおうく』ホ31
『あまりなそゐこ くにあかた わけおさむその すえおおし』ホ38
『せみなみか たかくあかたの ふなわたし たまきなむらの つちくもの』ホ38
『ひつきのみちお ゆつりはに あかたのかみの いろくにと なつけ』ミ6

2.1を治める者。区画長。国司や県主。

『むつきそひかは あかためし みきおたまはる はしめなるかな』ホ30
『ふそゐはる いつもはつそひ あかためし みなものたまひ みことのり』ホ32

 
あかつ(分つ・頒つ)」の名詞化。
ここでは「B: 離す・分ける」などの意。

行政区画としては 粗(あれ)県(あかた)国(くに) となる。

類語:「かた(方・割・県)」「わけ(別)」「たけ(違)

  

09/12/15

  

基本理論はこちら

【ホツマツタヱ解読ガイド】 【ミカサフミ解読ガイド】 【ふとまに解読ガイド】
【やまとことばのみちのく】 【にしのことばのみちのく】 【あめなるみち】
【ホツマツタエのおもしろ記事】